にごりえ
にごりえ

冒頭文

⦅一⦆ おい木村(きむら)さん信(しん)さん寄(よ)つてお出(いで)よ、お寄(よ)りといつたら寄(よ)つても宜(い)いではないか、又(また)素通(すどほ)りで二葉(ば)やへ行(ゆ)く氣(き)だらう、押(おし)かけて行(ゆ)つて引(ひき)ずつて來(く)るからさう思(おも)ひな、ほんとにお湯(ぶう)なら歸(かへ)りに吃度(きつと)よつてお呉(く)れよ、嘘(うそ)つ吐(つ)きだから何(なに)を言(い)ふ

文字遣い

旧字旧仮名

初出

「文藝倶樂部第九篇」1895(明治28)年9月20日

底本

  • 文藝倶樂部第九篇
  • 博文館
  • 1895(明治28)年9月20日