たけくらべ
たけくらべ

冒頭文

(一) 廻(まわ)れば大門(おほもん)の見返(みかへ)り柳(やなぎ)いと長(なが)けれど、お齒(は)ぐろ溝(どぶ)に燈火(ともしび)うつる三階(がい)の騷(さわ)ぎも手(て)に取(と)る如(ごと)く、明(あ)けくれなしの車(くるま)の行來(ゆきゝ)にはかり知(し)られぬ全盛(ぜんせい)をうらなひて、大音寺前(だいおんじまへ)と名(な)は佛(ほとけ)くさけれど、さりとは陽氣(ようき)の町(まち)と住

文字遣い

旧字旧仮名

初出

(一)~(三)「文學界 二十五號」文學界雜誌社、1895(明治28)年1月30日<br>(四)~(六)「文學界 二十六號」文學界雜誌社、1895(明治28)年2月28日<br>(七)~(八)「文學界 二十七號」文學界雜誌社、1895(明治28)年3月30日<br>(九)~(十)「文學界 三十二號」文學界雜誌社、1895(明治28)年8月30日<br>(十一)~(十二)「文學界 三十五號」文學界雜誌社、1895(明治28)年11月30日<br>(十三)~(十四)「文學界 三十六號」文學界雜誌社、1895(明治28)年12月30日<br>(十五)~(十六)「文學界 三十七號」文學界雜誌社、1896(明治29)年1月30日

底本

  • 文藝倶樂部第二卷第五編
  • 博文館
  • 1896(明治29)年4月