ひかりよあれ
光よあれ

冒頭文

常夜(とこよ)の世界に生命ありてうごめける時光りは東方より、忍びやかに来りて輝き初め万物その己の存在を認め歓喜の頂点に至れるはいかに至上の盛事なりしか我等は光りの海に泳げる魚達なり光りなくして死を思う生命なり光りよあれ、而して永久に我等を愛でよ……

文字遣い

新字新仮名

初出

「旭川新聞」1924(大正13)年7月21日

底本

  • 今野大力作品集
  • 新日本出版社
  • 1995(平成7)年6月30日