もうえん
猛炎

冒頭文

魂と魂と放浪の数日の後あるところを得たるはげによろこぶべき現象ぞよ白馬天をゆく碧瑠璃の空にわれらが魂の猛炎は赤きロマンチックの落日を偲ばしめ舞楽を奏するなり聞かずや 宇宙の人々達分子を談ずる詩人達広大無辺の渚なき海われらは船を航し炬火を翳しはるかに行く……。 一九二四・七・一一作

文字遣い

新字新仮名

初出

「旭川新聞」1924(大正13)年8月19日

底本

  • 今野大力作品集
  • 新日本出版社
  • 1995(平成7)年6月30日