はっこうらいさん
白光礼讃

冒頭文

明るい北国の十二月終日雪は降っていた一尺、二尺、それは容易な大空の変化のページェント又軽やかに香う土へのプレゼント   *或日その前夜を名残に、吹雪は綺麗に止んでいた、そして北国のヌタプカムシペ連峯と上川平野の野原とにそれは雪国の特有な白光を輝かせて天への一大讃歌をあげていた

文字遣い

新字新仮名

初出

「旭川新聞」1924(大正13)年4月10日

底本

  • 今野大力作品集
  • 新日本出版社
  • 1995(平成7)年6月30日