しょうじょじゅたい
少女受胎

冒頭文

少女 子を孕(はら)めるという太りたる腹はみにくくかわいらし少女 子を孕めるという十月(つき)なる日を算えては頬笑める孕めるは何の摂理ぞ夜深く何を悩める人の世に明日あり 今日ありさて遠く夢想の国に青き花咲くとも聞けり孕めるは何の摂理ぞ少女 子を孕めるという

文字遣い

新字新仮名

初出

「旭川新聞」1927(昭和2)年4月26日

底本

  • 今野大力作品集
  • 新日本出版社
  • 1995(平成7)年6月30日