ぎゃくさつのきねんび ――カール・ローザじっしゅうねん―― |
| 虐殺の記念日 ――カール・ローザ十週年―― |
冒頭文
砂時計はさらさらと流れる民衆の赤き血は流された到る処に銃火と剣戟がひらめいた到る処に窮乏と犯罪が増加した新聞紙はもっと恐しい話を捏造する伯林(ベルリン)ではパリーの革命を報道するフランスの都ではリーブ((ママ))クネヒトの死が印刷される ……アンリ、ギルボウ 「自分を免職し得るものは民衆のみ」と独逸(ドイツ)独立社会党員アルヒホルンは拒絶した。けれど政府は断然彼を除名した、そして遂に民衆の憤激の
文字遣い
新字新仮名
初出
「北都毎日新聞」1929(昭和4)年1月15日
底本
- 今野大力作品集
- 新日本出版社
- 1995(平成7)年6月30日