さかほがい
さかほがひ

冒頭文

一 阿古屋(あこや)の珠を 溶(と)きたる酒は のこさで酌まむ。 ほせよさかづき ほせよ、ほせよ、觴(さかづき)。 のめや、うたへや、 うたへや、のめや。 あゝ、おもしろ あゝ、おもしろの さかほがひ。 二 薫(かをり)はたかき さゆりの花は かざしにさゝむ。 たをれ、かざしに、 たをれ、たをれ、揷(かざし)頭に のめやうたへや、 うたへや、のめや。

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 上田敏詩集
  • 玄文社詩歌部
  • 1923(大正12)年1月10日