ゆうずつのせいこうをうたいて
夕づつの清光を歌ひて

冒頭文

汝は晨朝(あした)の蒔き散したるものをあつむ。 羊を集め、山羊(やぎ)を集め、 母の懷に稚兒(うなゐご)を歸す。

文字遣い

旧字旧仮名

初出

「文学界 四八」1896(明治29)年2月

底本

  • 上田敏全訳詩集
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1962(昭和37)年12月16日