せと・みのせとはっくつざっかん |
| 瀬戸・美濃瀬戸発掘雑感 |
冒頭文
倉橋さんから先日彩壺会の講演の依頼を受けました。所が私は倉橋さんみたいにうまくお話が出来ません。そこで講演は幾度かお断わりしましたが、私がかつて発見いたしました美濃の発掘品を並べて、一先ず簡単にご報告をしようということを約束しました。 古来日本では志野の焼物が大変喜ばれておる。ところがそれがどこで出来たか全くわかっておらなかった。瀬戸で志野某が注文して焼かせたという伝説が一般に信じられていまし
文字遣い
新字新仮名
初出
底本
- 魯山人陶説
- 中公文庫、中央公論社
- 1992(平成4)年5月10日