ベートーヴェンのしょうがい 04 ベートーヴェンのてがみ
ベートーヴェンの生涯 04 ベートーヴェンの手紙

冒頭文

クールラントの牧師カルル・アメンダ宛  一八〇一年六月一日、ヴィーン 親しい善きアメンダ、心からなる友よ。深い感動をもって、悲しみと悦びとの入り交じった気持をもって君の最近の手紙を受け取り、そして読んだ。——君のかわらぬ真情と僕への好意とを何にたとえたらいいだろう。おお、君が僕に対していつでもこんなに親切だということはまったくすばらしい。そうだ、僕には君の友情の確かさがわかる。他のすべての

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • ベートーヴェンの生涯
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1938(昭和13)年11月15日