ハンニバルゆきのアルプごえ
ハンニバル雪のアルプ越

冒頭文

(一)嗚呼英雄やハンニバル にくさはにくしローマ国 未だ十歳(トトセ)の少年が ローマを討てと叫びたり (二)あたりは暗き森の中 神を拝してひざまづき 必ずローマ討たなんと 誓は立てぬおごそかに (三)此所はアルプの山の果 折しも起る雪なだれ 打たれて倒る三四人 「アッ」と一声谷そこへ (四)千刃の谷見

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 槇村浩全集
  • 平凡堂書店
  • 1984(昭和59)年1月20日