しき
四季

冒頭文

春の神様陽気だな 天女の羽や夢御殿 梅、桃、桜、色々の 花を咲かせて楽しんだ なぜ〳〵こんなに陽気だろ 夏の神様大おこり はげた頭を光らして 春の神様追ひやって 雷さまがおきに入り すきな遊びは夕立だ なぜ〳〵こんなに怒るだろ 秋の神様やさしいな 風をそよ〳〵野に送り 七夕さまや天の川 銀のお月さんぬっと出る なぜ〳〵こんなにやさしいだろ 冬の神様陰気だな 寒いこ

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 槇村浩全集
  • 平凡堂書店
  • 1984(昭和59)年1月20日