『とうようじゆうしんぶん』だいいちごうしゃせつ
『東洋自由新聞』第一号社説

冒頭文

吾儕(わがせい)のこの新聞紙を発兌するや、まさに以て海内三千五百万の兄弟とともに共に向上の真理を講求して、以て国家に報効するあらんと欲せんとするなり。乃(すなわ)ち尋常紙上に記載する事件の首(はじめ)において次を逐(お)ふて我儕の所見を叙述し、以てあまねく可否を江湖の君子に問(とわ)んとし、ここにその目を掲するに左の数項の外に出でず。曰く自由の説、曰く君民共治の説、曰く地方分権の説、曰く外交平和の

文字遣い

新字旧仮名

初出

「東洋自由新聞」1881(明治14)年3月18日

底本

  • 中江兆民評論集
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1993(平成5)年3月16日