ちちのはかにもうでて
父の墓に詣でて

冒頭文

わが草木(さうもく)とならん日に たれかは知らむ敗亡の 歴史を墓に刻むべき。 われは飢ゑたりとこしへに 過失を人も許せかし。 過失を父も許せかし。

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 萩原朔太郎全集 第三卷
  • 筑摩書房
  • 1977(昭和52)年5月30日