ひろせかはんをしょうようしつつ
広瀬河畔を逍遥しつつ

冒頭文

物(もの)みなは歳日(としひ)と共に亡び行く。 ひとり來てさまよへば 流れも速き廣瀬川。 何にせかれて止(とど)むべき 憂ひのみ永く殘りて わが情熱の日も暮れ行けり。

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 萩原朔太郎全集 第三卷
  • 筑摩書房
  • 1977(昭和52)年5月30日