いいおじいさんのはなし
いいおじいさんの話

冒頭文

美(うつく)しい翼(つばさ)がある天使(てんし)が、貧(まず)しげな家(いえ)の前(まえ)に立(た)って、心配(しんぱい)そうな顔(かお)つきをして、しきりと内(うち)のようすを知(し)ろうとしていました。 外(そと)には寒(さむ)い風(かぜ)が吹(ふ)いています。星(ほし)がきらきらと枯(か)れた林(はやし)のいただきに輝(かがや)いて、あたりは一面(めん)に真(ま)っ白(しろ)に霜(

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 5
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年3月10日