なんでも、一本(ぽん)の木(き)が大(おお)きくなると、その根(ね)のところに、小(ちい)さな芽(め)が生(は)えるものであります。 孝(こう)ちゃんの家(いえ)の垣根(かきね)のところに、山吹(やまぶき)がしげっていました。ふさふさとして、枝(えだ)はたわんで黄金色(こがねいろ)の花(はな)をつけていました。日(ひ)の光(ひかり)は、広々(ひろびろ)とした庭(にわ)の面(おもて)にあふれてい