きんまくわ
きんまくわ

冒頭文

つばめは、まいあさ早く、すずしいたんぼの上へ、ツーイ〳〵ととんで来ました。そして身がるさうに、ななめにとんだり、クルリとひつくりかへつたり、作物の頭とすれすれにとんだりして、目をさましたばかりの作物に、かう挨拶(あいさつ)していきました。 「みんな、おはやう。かはつたことはありませんか?」 すると、朝露にぬれた作物たちは、みんな顔をあげて、つばめに挨拶しました。 「つばめさん、お

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 日本児童文学大系 三〇巻
  • ほるぷ出版
  • 1978(昭和53)年11月30日