ことりときょうだい
小鳥と兄妹

冒頭文

町(まち)からはなれて、静(しず)かな村(むら)に、仲(なか)のいい兄妹(きょうだい)が住(す)んでいました。 兄(あに)を太郎(たろう)といい、妹(いもうと)を雪子(ゆきこ)といいました。二人(ふたり)は、毎月(まいげつ)、町(まち)へくる新(あたら)しい雑誌(ざっし)を買(か)ってきて、いっしょに読(よ)むのをなによりの楽(たの)しみとしていました。 ある日(ひ)のこと、二

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 5
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年3月10日