かたいなかにあったはなし
片田舎にあった話

冒頭文

さびしい片田舎(かたいなか)に、おじいさんとおばあさんが住(す)んでいました。 ある日(ひ)、都(みやこ)にいるせがれのところから、小包(こづつみ)がとどいたのです。 「まあ、まあ、なにを送(おく)ってくれたか。」といって、二人(ふたり)は、開(あ)けてみました。 中(なか)から、肉(にく)のかん詰(づ)めと果物(くだもの)と、もう一つなにかのかん詰(づ)めがはいっていました

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 5
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年3月10日