うさぎとふたりのおじいさん
うさぎと二人のおじいさん

冒頭文

ふたりの気(き)むずかしい、おじいさんが、隣(とな)り合(あ)わせに住(す)んでいました。一人(ひとり)のおじいさんは、うさぎを飼(か)っていました。白(しろ)いのや、黒(くろ)いのや、なかには、毛色(けいろ)の変(か)わった珍(めずら)しいのやらがおって、それを大事(だいじ)にして、我(わ)が子(こ)のように、めんどうを見(み)てやっていましたが、隣(となり)のおじいさんが、毎朝(まいあさ)、大

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 5
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年3月10日