あかいふねとつばめ
赤い船とつばめ

冒頭文

ある日(ひ)の晩方(ばんがた)、赤(あか)い船(ふね)が、浜辺(はまべ)につきました。その船(ふね)は、南(みなみ)の国(くに)からきたので、つばめを迎(むか)えに、王(おう)さまが、よこされたものです。 長(なが)い間(あいだ)、北(きた)の青(あお)い海(うみ)の上(うえ)を飛(と)んだり、電信柱(でんしんばしら)の上(うえ)にとまって、さえずっていましたつばめたちは、秋風(あきかぜ

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 5
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年3月10日