ふるかわロッパしょうわにっき 05 しょうわじゅうよねん
古川ロッパ昭和日記 05 昭和十四年

冒頭文

昭和十四年一月 一月一日(日曜) 起床十二時。屠蘇・雑煮。母上・道子同道出かける。中野実出征留守宅へ「新婚二人三脚」の脚本料を届けに行く。それから雑司ヶ谷墓地に参り、三時に東宝グリルへ行く。一座の新年祝賀会である。座員一同揃ひ、君ヶ代を歌ふ。天皇陛下万才を三唱して、座へ出る。補助椅子も売り切れたさうで、去年より一層いゝ入りらしい。今年第一回の芝居が始まる。「松の一番」が、まづ受

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 古川ロッパ昭和日記〈戦前篇〉 新装版
  • 晶文社
  • 2007(平成19)年2月10日