ふるかわロッパしょうわにっき 03 しょうわじゅうにねん
古川ロッパ昭和日記 03 昭和十二年

冒頭文

昭和十二年一月 一月一日(金曜) 雨かと思はれた天気も先づ元旦の薄陽ざし、十一時起き。入浴して、さっぱりしたとこで、雑煮、屠蘇。二時から舞台稽古、「歌ふ弥次喜多」の道具調べと久富に動きをつける。五時半開演、楽屋で弁当食ふ。序幕の開く頃、売切、補助が出て大満員となる。「昇給」初日から此の位乗って来れば大したものなり。「人生」の歌終って、すぐ「弥次喜多」、久富の喜多さんに気を使ひ通

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 古川ロッパ昭和日記〈戦前篇〉 新装版
  • 晶文社
  • 2007(平成19)年2月10日