ずいひつ しんへいけ
随筆 新平家

冒頭文

はしがき どうも、序文というよりは、これは“おことわりがき”になりそうです。 なにしろ、この中に収められた随想や紀行文の一切は、後になって、こんな単行本として纏められるつもりなどはちっともなく、ただ、その時々の必要やら感興やら、また長年にわたる読者のおたずね等に応(こた)えるために書いたりしたものが、あらましですから、いま一書として編録されたのを見ますと、まことに布置(ふち)や

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 随筆 新平家
  • 吉川英治歴史時代文庫、講談社
  • 1990(平成2)年10月11日