さんごくし 11 ごじょうげんのまき
三国志 11 五丈原の巻

冒頭文

中原(ちゅうげん)を指(さ)して 一 蜀(しょく)の大軍は、沔陽(べんよう)(陝西省(せんせいしょう)・沔県(べんけん)、漢中(かんちゅう)の西)まで進んで出た。ここまで来た時、 「魏(ぎ)は関西の精兵を以て、長安(陝西省・西安)に布陣し、大本営をそこにおいた」 という情報が的確になった。 いわゆる天下の嶮、蜀(しょく)の桟道(さんどう)をこえて、ここまで出て

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 三国志(八)
  • 吉川英治歴史時代文庫、講談社
  • 1989(平成元)年5月11日