せんじゅつしゅぎょう
仙術修業

冒頭文

——支那(しな)の四川省(しせんしょう)の奥で修業(しゅぎょう)をしたと云うんだ。気合をかけると己(じぶん)の脈(みゃく)がとまるよ、仰向(あおむ)いて胸を反(そ)らして力を入れると、肋骨(ろっこつ)がばらばらになるそうだ。人間の頭位(ぐらい)は拳(げんこ)で砕(くだ)くことができると云っている。何(な)んだか山師(やまし)のようでもあるが、また真箇(ほんとう)に真言(しんごん)の行者(ぎょうじゃ

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 日本怪談大全 第一巻 女怪の館
  • 国書刊行会
  • 1995(平成7)年7月10日