せんりのこまごじつのはなししゅうい |
| 千里の駒後日譚拾遺 |
冒頭文
川田雪山、聞書 「土陽新聞」連載、明治三十二年十一月 (一回) 近頃再びお龍氏に面会しまして後日譚(ごじつのはなし)が無い事を聞きましたから、拾遺として一ツ二ツ話しませう。文中に私とあるは例に依てお龍氏自身の事と御承知を願ひます。 十一月旬九 雪山しるす ◎橋本久太夫は大坂に居た頃は妻を二人持て居りました。一人は長崎の女郎、一人は大阪の芸者でした。私が妻を二人も持つてはイケぬ、どれか一人
文字遣い
新字旧仮名
初出
「土陽新聞」1899(明治32)年11月26、28、29日
底本
- 坂本龍馬全集
- 光風社出版
- 1988(昭和63)年5月20日