秋の暮れ嵐山夕べ淋しく鳴る鐘に こぼれそめてし木々の紅葉 桂小五郎揮亳を需めける時示すとてゆく春も心やすげに見ゆるかな 花なき里の夕暮の空 ○こゝろからのどけくもあるか野辺ハ猶 雪げながらの春風ぞ吹 ○丸くとも一かどあれや人心 あまりまろきはころびやすきぞ 奈良(ママ)崎将作に逢ひし夢見て面影の見えつる君が言の葉を かしくに祭る今日の尊さ 父母の霊を祭りてかぞいろの魂