ぞく てがみ 10 さかもとおとめあてか(すいてい、けいおうにねんなつごろ)
続 手紙 10 坂本乙女あてか(推定、慶応二年夏頃)

冒頭文

私事ハ初より少々論がこと((異))なり候故、相かハらず自身の見込所を致し候所、皆どふ致し候ても事ができぬゆへ、初((始め))に私しおわるくいゝ、私しお死なそふとばかり致し候ものも、此頃ハ皆〻何となく恋したいてそふだん致し候よふニ相成、実にうれ敷存候。(世上ニ義理太イ分ンわかりたり。) 私ハ近日おふゝニ軍(いくさ)致し、将軍家を地下ニ致候事ができず候時ハ、も (う)外国ニ遊び候事を思ひ立候。二国三

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日