りょうしとくすりやのはなし
猟師と薬屋の話

冒頭文

村(むら)に一人(ひとり)の猟師(りょうし)が、住(す)んでいました。もう、秋(あき)もなかばのことでありました。ある日(ひ)知(し)らない男(おとこ)がたずねてきて、 「私(わたし)は、旅(たび)の薬屋(くすりや)でありますが、くまのいがほしくてやってきました。きけば、あなたは、たいそう鉄砲(てっぽう)の名人(めいじん)であるということですが、ひとつ大(おお)きなくまを打(う)って、きもを

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 10
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年8月10日