にしょうねんのはなし
二少年の話

冒頭文

達(たっ)ちゃんの組(くみ)に、田舎(いなか)から転校(てんこう)してきた、秀(ひで)ちゃんという少年(しょうねん)がありました。住(す)んでいるお家(うち)も同(おな)じ方向(ほうこう)だったので、よく二人(ふたり)は、いっしょに学校(がっこう)へいったり、帰(かえ)ったりしたのであります。 ある日(ひ)のこと、達(たっ)ちゃんは、夕飯(ゆうはん)のときになにか思(おも)い出(だ)して

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 10
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年8月10日