おかめどんぐり
おかめどんぐり

冒頭文

ねえやの田舎(いなか)は、山奥(やまおく)のさびしい村(むら)です。町(まち)がなかなか遠(とお)いので、子供(こども)たちは本屋(ほんや)へいって雑誌(ざっし)を見(み)るということも、めったにありません。三郎(さぶろう)さんは、自分(じぶん)の見(み)た雑誌(ざっし)をねえやの弟(おとうと)さんに、送(おく)ってやりました。 「坊(ぼっ)ちゃん、ありがとうございます。弟(おとうと)は、ど

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 10
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年8月10日