いちじゅくのき
いちじゅくの木

冒頭文

年郎(としろう)くんと、吉雄(よしお)くんは、ある日(ひ)、学校(がっこう)の帰(かえ)りにお友(とも)だちのところへ遊(あそ)びにゆきました。そのお家(うち)には、一本(ぽん)の大(おお)きないちじゅくの木(き)があって、その木(き)の枝(えだ)を差(さ)して造(つく)った苗木(なえぎ)が、幾本(いくほん)もありました。 「この木(き)を持(も)ってゆかない? 二、三年(ねん)もたつと実(

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 10
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年8月10日