てがみ 115 けいおうさんねんじゅうがつにじゅうににち むつむねみつあて
手紙 115 慶応三年十月二十二日 陸奥宗光あて

冒頭文

此書や加七来りて是非手紙かきて、陸奥先生に送りくれよと、しきりにそふだんゆへ、目前ニしたゝむ、かしこ。 御案内の沢やの加七と申候ものゝ咄、是ハ御手下のひしや某が聞得所なり。  度〻小弟ニ参り相談致し候。某故ハ仙台の国産を皆引受候て、商法云云の事なり。小弟が手より金一万両出セとのこと也。上件を是非と申相願候間、商法の事ハ陸奥に任し在(レ)之候得バ、陸奥さへウンといへバ、金の事をともかくもかす

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日