てがみ 103 けいおうさんねんくがつとおか ささきたかゆきあて
手紙 103 慶応三年九月十日 佐々木高行あて

冒頭文

只今戦争相すみ候処、然るに岩弥((岩崎弥太郎))、佐栄((佐々木栄))兼て御案内の通りに、兵機も無佐栄(レ)之候へば無佐栄(二)余儀佐栄(一)敗走に及び候。独り菅((菅野覚兵衛))、渡辺((剛八))の陣、敵軍あへて近寄り能はず、唯今一とかけ合はせは仕り候。当る所ひらき申候。竊((ひそか))に思ふ、富国強兵、且雄将のはたらき、東夷皆イウタンを落し申さんと奉竊(レ)存候。 卯九月 梅拝

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日