てがみ 086 けいおうさんねんはちがつようか さかもとごんぺいあて
手紙 086 慶応三年八月八日 坂本権平あて

冒頭文

一筆啓上仕候。 弥((いよいよ))御機嫌能((よく))可能(レ)被能(レ)成能(二)御座能(一)目出度奉能(レ)存候。然ニ先頃長崎より後藤参政と同船ニて上京仕候処、此頃英船御国ニ来るよしなれバ、又、由井参政と同船ニてスサキ((須崎))港まで参り居候得とも、竊((ひそか))ニ事を論じ候得バ、今まで御無音申上候。此度英船の参ル故ハ、長崎ニて英の軍艦水夫両人酔て居候処を、たれ((誰))やら殺し候よし、

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日