イーリアス 02 れいげん
イーリアス 02 例言

冒頭文

(一) 梗概 「イーリアス」とは「イーリオン(トロイエー即ちトロイア)の詩」といふ意味である。本詩の歌ふところは、アカイア(ギリシヤ)軍勢が十年に亙つて、小亞細亞のトロイアを攻圍した際起つた事件中の若干部分である。是より先、トロイア王プリアモスの子パリス(一名アレクサンドロス)が、スパルタ國王メネラーオスの客として歡待された折、主公の厚情を裏切つて、絶世の美人、王妃ヘレネー(ヘレン)を誘拐して故

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • イーリアス
  • 冨山房
  • 1940(昭和15)年11月15日