てがみ 082 けいおうさんねんろくがつにじゅうよっか おとめ、おやべあて
手紙 082 慶応三年六月二十四日 乙女、おやべあて

冒頭文

今日もいそがしき故、薩州やしきへ参りかけ、朝六ツ時頃より此ふみしたゝめました。当時私ハ京都三条通河原町一丁下ル車道酢屋((すや))に宿申候。 清二郎ニ御頼の御書同人より受取拝見仕候。同人も兼而((かねて))御申越ニてよろしき人物とてよろこび候所、色〻咄((はなし))聞候所何もをもわくのなき人ニて、国家の御為命すてるにくろふ((苦労))ハせぬ位なものニて、当時私ハ諸生五十人斗((ばかり))ハつれて

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日