にほんみんげいかんについて
日本民芸館について

冒頭文

一 私はよくこういうことを想像します。もし民藝館のような仕事を誰か他人が何処かで企てているとしたら、どんなに私は感心するであろうかと。そうして誰にも劣らず讃辞を惜しまないであろうと。そうして啻(ただ)にたびたびそこを訪れるのみならず、進んで広く紹介する役割をかって出るであろう。陳列を終る時、私はよくそう考えるのです。これを強(あなが)ち自分に酔う愚かな者の空想だと思うわけにゆきません。そ

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 民藝とは何か
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2006(平成18)年9月10日