てがみ 054 けいおうさんねんにがつじゅうよっか かわださくまあて
手紙 054 慶応三年二月十四日 河田左久馬あて

冒頭文

其後ハ御無音申上候。御別後、老兄の事を京の方に申遣し候よふ存候うち、別に愚存も相生じ、先、其まゝニ仕候。何卒、今一度御面会仕候時ハ、よほどおもしろき事、御耳に入候と相楽ミ申候。其儀ハ彼の先年御同様、北門の方へ手初致し候事お、又、思ひ出たり。 此度ハ既に北行の船も借受申候。其期根((ママ))ハ三月中旬より四月朔日にハ多分、出帆仕たしと心積致し申し候。 上許(ママ)を相初候時ハ、必や老兄が留守でハ

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日