てがみ 052 けいおうさんねんにがつじゅうさんにち てらだやおとせあて
手紙 052 慶応三年二月十三日 寺田屋お登勢あて

冒頭文

先日手紙さし出し候あとにて箱が一ツある。宿のをかみさんが、もし是は何ンでござりますゾへ、こゝにわすれた。 夫ハさておき今日虎((千屋寅之助))がきて心の竹((丈))をかきくどき彼一ツけん((件))を咄し聞候、今すこし御めいわくかけ金(かね)でこふとハおもわなだ((ん))に、御気の毒様にて候。かしこ。 十三日 〆 寺田屋様 うめより 御直披

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日