てがみ 050 けいおうさんねんいちがつはつか めいはるいあて
手紙 050 慶応三年一月二十日 姪春猪あて

冒頭文

春猪どの〳〵、 春猪どのよ〳〵。此頃ハあかみちやとおしろいにて、はけぬりこてぬり〳〵つぶしもし、つまづいたら、よこまちのくハしやのばゞあがついでかけ、こんぺいとふ((金平糖))のいがた((鋳型))に一日のあいだ御そふだんもふ((申))そふというくらいのことかへ。 をばてきのやんかんそふもこのごろハ、ちとふやり〳〵と心も定めかねをりハすまいかと思ふぞや。たいてのヿ((こと))なり候や、二町目へす

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日