こじき 02 こうちゅう こじき
古事記 02 校註 古事記

冒頭文

古事記 上(かみ)つ卷 序并はせたり 序文 ()過去の時代 一 臣(やつこ)安萬侶(やすまろ) (二)言(まを)さく、それ混元既に凝りしかども、氣象いまだ敦(あつ)からざりしとき、名も無く爲(わざ)も無く、誰かその形を知らむ (三)。然(しか)ありて乾と坤と初めて分れて、參神造化の首(はじめ)と作(な)り (四)、陰と陽とここに開けて、二靈群品の祖となりたまひき (五)。所以

文字遣い

その他

初出

底本

  • 古事記
  • 角川文庫、角川書店
  • 1956(昭和31)年5月20日