こがらしの ふく ばん
こがらしの ふく ばん

冒頭文

夜(よる)が ながく なりました。おかあさんは おしごとを なさって います。その そばで、きょうだいは 火(ひ)ばちに あたりながら、くりを たべて いました。 「リンリン リンって、なんの 音(おと)だろう。」 ふいに、正(しょう)ちゃんは あたまを あげました。 「ねずみが おかってへ でて、なべに さわったのでしょう。」 と、おかあさんは おっしゃいました。 「武(たけ)ちゃんが

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 16
  • 講談社
  • 1978(昭和53)年2月10日