てがみ 038 けいおうにねんじゅうがついつか よしいともざねあて
手紙 038 慶応二年十月五日 吉井友実あて

冒頭文

一筆啓上仕候。益御安泰愛出度((めでたく))存候。 偖((さて))先年来、御尽力被偖(レ)下候段、忝((かたじけなく))存候。則吾ガ為メニ尽候所、則、国家ニ尽ス所タルヤ明カナリ。仍而何歟((よつてなにか))為仍而何歟(レ)酬仍而何歟(レ)之、吾所蔵致候、旧赤穂ノ家臣神崎則休遺刀無銘一口貴兄進上致候。 御受領被仍而何歟(レ)下度候。右刀ハ曽而((かつて))後藤も来国光と鑒識((かんしき))致候。

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日