ライブージ村の教会の真向うに、石を土台にした鉄板葺きの二階家がある。階下(した)には、ヂューヂャというのが通り名の、この家の主人フィリップ・イヷーノフ・カーシンが家族と一緒に住んでいる。二階は、夏はひどく暑くて冬はひどく寒いが、旅の官吏や商人や地主達が来て泊る。ヂューヂャは土地を貸したり、街道の小料理屋を経営したり、タールや蜂蜜から、家畜、鵲(かささぎ)まで商って、もう千八百ほど蓄め込んだ。それは