てがみ 021 けいおうがんねんじゅうがつじゅうににち いんどうはじめあて
手紙 021 慶応元年十月十二日 印藤肇あて

冒頭文

二白、今夜も助大夫((ママ))とのみ呑ており申候。 昨夜道路中うかゞい候事件色々相考候所、何レ急成ハかへりて両方の志通じかね候ヘバ、何を申ても共に国家をうれへ候所より成立候論なれば、両方の意味が通達して両方から心配して其よろしきおへら((撰))み候方よろしく、そふなけれバ両方より道也、義也と論を吹合候よふニなれバ、かへりてがい((害))を生じ候べく、談笑中ニともに宜を求め候よふでなけれバ、とても

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日