てがみ 017 けいおうがんねんくがつここのか さかもとおとめ、おやべあて |
| 手紙 017 慶応元年九月九日 坂本乙女、おやべあて |
冒頭文
私共とともニ致し候て、盛なるハ二丁目赤づら馬之助、水道通横町の長次郎、高松太郎、望月ハ死タリ。此者ら廿人斗の同志引つれ、今長崎の方ニ出、稽古方仕リ候。御国より出((いで))しものゝ内一人西洋イギリス学問所ニいりおり候。日本よりハ三十斗((人))も渡り候て、共ニ稽古致し候よし。実ニ盛なる事なり。私しハ一人天下をへめぐり、よろしき時ハ諸国人数を引つれ、一時ニはたあげ((旗挙))すべしとて、今京ニありけ
文字遣い
新字旧仮名
初出
底本
- 龍馬の手紙、宮地佐一郎
- 講談社学術文庫、講談社
- 2003(平成15)年12月10日